遊部香の職場のコミュニケーション術

その34 ~うまく巻き込む~ [コラム]

投稿日時:2012/01/16(月) 11:20rss


たとえば、

代休をとった翌日出社したとき、
「昨日の会議で、今度○○というプロジェクトをうちの部署で担当することになったから、協力を頼むよ」
と言われた場合と、

あなたがつくった企画書を会議に出して、
「じゃあ、そのプロジェクトを実際にやってみよう」
と言われた場合、

あなたなら、どちらのプロジェクトにより力を注ぐと思いますか?

聞くまでもありませんよね。
大部分の人は後者だと思います。

基本的に人は、他の人から一方的に頼まれたことより、自分で考え出したことのほうに愛着を感じ、力を入れます。

自分のことを考えると、「その通り」と思うのに、部下に仕事を頼むとき、一方的に押し付ける形になっていませんか?

もちろん仕事というのは、自分で出した企画やアイディアだけをやっていればいいというものではありません。

でも、休みの日に勝手に決めてしまうよりは、会議のときにそのプロジェクトに関わるすべての人の意見を聞き、
少しずつでもその意見を取り入れていくことをお薦めします。

そうすると一人ひとりが、「○○さんのプロジェクト」ではなく、「私たちのプロジェクト」と感じられるようになると思います。

是非人に仕事を頼むときには、「私の仕事」を相手に手伝ってもらうという形ではなく、
これはもともと「私たちの仕事」なのだと相手に思ってもらえるような工夫を心がけてみてくださいね。

ちなみに弊社では、「出来る人の行動」を部の全員で考え、それをリストにして、日々実践し、
全員の行動を「出来る人の行動」に変えていく、という研修を行っています。

この「出来る人の行動」のリストは、本当に仕事の出来る人だけ集めて作った方が質の高いものができます。
でも、実際、一人ひとりが普段の仕事で実践し、効果が出るのは、「全員」で作ったリストのほうなのです。
それがなぜか、皆さんは分かりますよね?

興味のある方は、下記サイトもご覧下さい!

出来る人の行動」を部署の全員で考える研修

上記研修ができるようになる半日研修

<社会保険労務士 組織活性コンサルタント TAインストラクター
 日本メンタルヘルス協会認定基礎心理カウンセラー    遊部 香>